沖縄に移り住んで5年近くが経つ。もともとは、前職(外務省)の職員としての転勤で来たので、自主的ではなかったけれど、その仕事を辞めてもそのまま沖縄に残り、この地で新しい仕事を始めたので、その意味では、自らの意思で、沖縄で […]
個々が輝く社会を目指して(OGC-16)
過去15回にわたり、現状分析を行った上で、世界、そして日本の進む方向について書いてきたが、今回はこれまでの締め括りだ。なお次回は、私が移り住むことになった沖縄について書く予定で、次々回から、私たちはどのように生きるべき […]
勉強することの意味はなんですか?
生徒から「なんで勉強しないといけないのですか?」と素朴な質問をよく受けます。また、他の先生から「生徒から勉強する理由を尋ねられてうまく答えられなかった」との声もよく聞きます。ですので、今日は、勉強することの意味について […]
小さくともキラリと光る国(OGC-15)
一人の人間、一つの国家は、過去の栄光を引き摺ってしまうものだ。昭和終盤の勢いのあった日本を経験している世代は、いまも国力を過大評価しがちであり、大国的役割をいまの日本にも求めてしまう。理想や野心をもつことは人間や国家が […]
豊かな国とは何か(OGC-14)
前回、私は、悲観的な現状認識が広まるなかでも、価値観を再構築する意識さえ持てば、日本の将来を前向きに捉えることができると書いた。つまり、「豊かさ」に関する価値観をリセットして、量的拡大を追い求めるかわりに、質的な豊かさ […]
それでも前に向かって進むために-価値観の再構築(OGC-13)
この年末年始、「2023年に日本は再生できるか」みたいな報道特番がよく放送されていた。だいたいどの番組も、かつて「Japan as No.1」と言われ世界経済を牽引していた我が国が、過去30年間で国力を相当低下させてし […]
日本の置かれた状況-3つの「今そこにある危機」(OGC-12)
日本が、政治、経済、外交など様々な面で、厳しい状況に置かれており、そして世界のなかで存在感が減退しているということについて前回書いた。悲観的なことばかり書いても何も生まれないので、それでは将来に向かってどのように進むべ […]
日本の置かれた状況-減退する存在感(OGC-11)
前回まで地球規模の現状分析を行ってきたが、今回からしばらくは、私たちが住む日本に焦点を絞って考えていきたい。 日本の現状は正直イケていない。 生徒たちにこう言うとあまりピンとこないようにみえるが、それは、いまの10 […]
危機の時代への向き合い方-シン・セカイへ(OGC-10)
地球の長い歴史に較べれば、一個人の生涯は一瞬の出来事にすぎない。だからといって、すべての人が、自分の人生など取るに足りないと諦め、未来のことを真剣に考えることを止めてしまったら、人類の将来、地球の将来は、破壊的なもの( […]
危機の時代への向き合い方-コロナ禍が残したもの(OGC-9)
激動の国際情勢をどのようにみるべきか。 本ブログで1年間にわたって書いてきたが、今回と次回の2回でこれまでの小括をしたい。そして次々回からは、その激動の世界の片隅にある私たちの日本に焦点を当てていくことにする。 国 […]