学習の手引き(7)地歴公民

 以下は、主に、大学受験を文系で受けようとする生徒向けに書いたものであることを最初にお断りしておく。

 受験科目のなかで最も安定的に得点を計算できるのは、地歴公民だ。基本的には暗記科目であるので、コツコツ努力してきた生徒にとっては、当日の調子や試験問題のクセにあまり左右されず、ある程度の得点が計算できる。だからこそ、英数古の基礎勉強が終わった段階で、早めに着手したい。

(1)世界史・日本史

 世界史、日本史は、学習範囲が広範で、習得期間も長くなる。ただ、いったん習得できれば、安定的な得点源だ。(余談だが、私が受験生のとき、世界史、日本史を選択した。歴史は深く勉強すればするほど面白くなるので、どちらも受験勉強中の「気分転換」にもなった。社会人になってからも役に立つ科目なので、選択に悩んでいる生徒には世界史、次に、日本史をお勧めしている。)

(2)地理・公民

 地理、公民は、歴史2科目に較べると覚える事項も少ないので、時間が足りない現役生などは選択しがちだ。しかし、試験問題にバリエーションがあり、勉強を極めれば満点が狙える科目でもないので、安定性という点では歴史2科目には劣る。

 なお、お薦めできる良い市販参考書は多いが、社会科目に関して最もよくまとまっている本は「教科書」である。教科書は読みにくい、理解しにくいから、それを補う目的で様々な参考書があるだけで、究極的には「教科書」を丸暗記すれば、どのような入試でもある程度は対応できる。

 ただし、個別試験での論述式問題については、暗記だけでは高得点は狙えないものが多いので、論述練習は重ねる必要がある。

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る